弘前市議会 2019-09-12 令和元年第2回定例会(第5号 9月12日)
当市には、大手企業グループ会社のキヤノンプレシジョン株式会社や弘前航空電子株式会社を初めとした誘致企業が多く立地し、また、その生産過程で協力している地元企業も数多く存在しているほか、地元農産物を活用した食産業、高い生産技術とすぐれた人材が豊富なアパレル産業など、地域を支える特徴的なものづくり産業が集積しております。
当市には、大手企業グループ会社のキヤノンプレシジョン株式会社や弘前航空電子株式会社を初めとした誘致企業が多く立地し、また、その生産過程で協力している地元企業も数多く存在しているほか、地元農産物を活用した食産業、高い生産技術とすぐれた人材が豊富なアパレル産業など、地域を支える特徴的なものづくり産業が集積しております。
誘致企業の弘前航空電子やタムロン生産本部でも、不況が長引けば今の雇用すら守り切れないとの声もあります。 その不況による影響は、生活保護世帯の増加となっていることからもおわかりのことと存じます。 我が弘前市においても、日本一の生産量を誇るりんご農家にあっても例外ではなく、春から秋まで手塩にかけたりんごの消費が伸びず、在庫量の増加によって腐るのを待つばかりという現状にあります。
次に、弘前を代表する企業であるキヤノンプレシジョン及び弘前航空電子を中心とした製造業の経営悪化に伴う当市の若年労働者を含む失業問題について質問をいたします。 米国のサブプライム問題から発した信用不安は、100年に一度と言われる世界的経済不況に発展しております。 我が国においても、輸出産業を中心に事業の収縮、見直しを機にした事業改善に伴う人員の削減といった雇用の大問題に発展しております。
近年、北和徳工業団地においては、工場の増設が活発に行われており、キヤノンプレシジョン株式会社では3棟目の工場が本年8月から本格稼動しているほか、弘前航空電子株式会社が来年4月の稼動を目指し建設工事中であります。 これらの工場の増設に伴い、従業員の増加が見込まれ、今後ますます交通の渋滞が激しさを増すことが予想されます。
現在、北和徳工業団地は、キヤノンプレシジョン株式会社を筆頭に弘前航空電子株式会社、株式会社センチュリーテクノコア等、他の事業所も含めて、市内及び近隣の市町村から何千人、何百人もの従業員が通勤する弘前一の工業団地を形成しています。